9.なによりのプレゼントは娘の笑顔。来年はもっと会いましょう!
いよいよ年末年始の慌ただしさ開始ですね。
忘年会、クリスマス会、お正月、新年会・・・。
爺婆たちもそれなりに予定が入りますが、「ちょっと待って。マゴが来る日と
重なるといけないから」となかなか日程が決まりません。
それほどに、マゴファミリーとの交流は優先します。
暮れは娘たちも、ちょっとした買い物に出たいとか、大人同士のパーティもあって、
「オマゴちゃん預かってくれない?」と言ってくるかもと、そわそわ待機中です。
遠距離では難しいかもしれませんが、クリスマスは爺婆と一緒にという娘たちは多いようです。
「おばあちゃんちのクリスマスと言えば、ケンタッキーのフライドチキンとイチゴのケーキ。
食べたいだけ食べて、楽しかったなあ」と、
忘れられない至福の思い出があるからでしょうか。
そうそう、プレゼントも魅力でした。
親は一生懸命工面しました。でも思い出は苦い。
いまだに娘は言うのです。
「あの頃、リカちゃん人形が欲しかったのよね。
クリスマスにサンタさんに頼みましょうってママが言って、来たのよ!
でも、髪を解かそうとポニーテールのリボンをほどいたら、
頭のてっぺんが禿げていて、ワーワー泣いたの覚えてる。
偽物のリカちゃんだったのね。本物は高かったんだね」。
プレゼント、どうしていますか?
近頃は普段から手土産と称してやりとりが多いので、いざクリスマスとなると、ううう~ん。
小さな気遣いを交換しましょうね。
(次号につづく)
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志垣豊子 しがきとよこ
DreCome60 grannny net 主宰。
2014年春まで、50代女性の異業種交流ネットワーク「50カラット会議」代表。
60代メンバーが増えたのを機会に、娘たちとのコミュニケーションを考えるgranny net
を開設しました。私には娘と息子に、合わせて3人マゴがいます。小学生と中学生。
歳をとるのは誰も初めて。けれど人類の歴史は長いのです。学べることはたくさんありそう。
自分の生き方と共に、娘たちマゴたちが笑って過ごせる日々のために出来ることを見つけたいと思います。
granny netにはいろいろな職業、失敗も含め子育て体験豊かなおばあちゃんがいます。
例えば、医者、料理研究家、建築家、編集者、心理学者、作家、画家、ファッションデザイナー、 市場調査研究者。みんな笑うこと、喋ることが大好き。
いつまでも誰かと一緒にごはんを食べたいと作った本に、『笑ってごはん』(家の光協会刊)も あります。