6.楽しい、嬉しいマゴへの贈りもの。
体も知力も日々伸びていくマゴに用意する贈りものは、楽しさにも際限がありません。
年に1度のお誕生日が待っていられず、「祥月命日があるのだから、祥月バースデー」
と言い訳してオモチャ売場に出かけるおじいちゃんの話に大笑いしたことがあります。
自分の子育て中に、おばあちゃんおじいちゃんが見境なくオモチャを持ち込むのに
困った体験などすっかり忘れての所業です。
がしか~し!
今どきのマゴグッズは滅法楽しい。
娘にはキャラクターものは買わなかったという人も「街を歩いていて、あっ可愛い!と
目に留まると買わずにいられないの。
そんなメーカーやブランドからカタログが届くようになっちゃった」と照れる始末です。
娘たちから「ご一緒に」と声がかかるのは、写真館。
マゴたちが大好きなキャラクターの衣装を取り換え引き換え着せて、
いろいろなポーズで写真を撮るスタジオに行くのだとか。
値段は「マゴの可愛らしさが満喫できるのだもの・・」と爺婆が納得するものの、
娘たちには痛いという設定だそう。
わがマゴは大きくなって、さすが脱可愛いですが、親の財布には打撃かなあと察する
習慣は健在です。
ヤレヤレ。
(次号につづく)
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志垣豊子 しがきとよこ
DreCome60 grannny net 主宰。
2014年春まで、50代女性の異業種交流ネットワーク「50カラット会議」代表。
60代メンバーが増えたのを機会に、娘たちとのコミュニケーションを考えるgranny net
を開設しました。私には娘と息子に、合わせて3人マゴがいます。小学生と中学生。
歳をとるのは誰も初めて。けれど人類の歴史は長いのです。学べることはたくさんありそう。
自分の生き方と共に、娘たちマゴたちが笑って過ごせる日々のために出来ることを見つけたいと思います。
granny netにはいろいろな職業、失敗も含め子育て体験豊かなおばあちゃんがいます。
例えば、医者、料理研究家、建築家、編集者、心理学者、作家、画家、ファッションデザイナー、 市場調査研究者。みんな笑うこと、喋ることが大好き。
いつまでも誰かと一緒にごはんを食べたいと作った本に、『笑ってごはん』(家の光協会刊)も あります。