志垣豊子のコラム

1.子育ては、過ぎれば笑い話の真剣さがいっぱい。

「お母さんたら、なんなのよ!私にはダメって言ってたくせに、
マゴには『いいよいいよ』なんだから!」というクレームに耳が痛いおばあちゃんです。

確かに自分の子育て中は、正しいもの食べさせ、規則正しい習慣をつけなくてはと、
今では笑い話になったほど融通が利かないことをやっていました。

今、娘たちが同じように四角四面に頑張っているのを見ると、
どこで一息入れさせてあげられるだろうかと思案します。

子育て中の娘、息子やお嫁ちゃんに、私は何ができるのでしょうか?
一緒に喜んで欲しいことだけでなく、手助けがあれば安心できることは何?

同居していれば顔色一つで分かり合えることも、別々の暮らしでは気持ちも言葉にしなくては伝わりません。

できるだけ普段からお互いの暮らしを知らせ合いませんか?

私たちも50代半ばまでは「まだまだ仕事も遊びも現役」とカッコつけていましたが、
段々スケジュールも融通が利くようになりました。「うちでは、パソコンでお互いの予定を共有している」という友人がいます。

「この日は一緒に」「その日は預かるわ」と相談しやすいそう。

マゴの顔が嬉しいのは、娘たちの幸せを共有できる喜びです。いつでも待っていますよ。
(次号につづく)

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■志垣豊子 しがきとよこ

DreCome60 grannny net 主宰。
2014年春まで、50代女性の異業種交流ネットワーク「50カラット会議」代表。

60代メンバーが増えたのを機会に、娘たちとのコミュニケーションを考えるgranny net
を開設しました。私には娘と息子に、合わせて3人マゴがいます。小学生と中学生。

歳をとるのは誰も初めて。けれど人類の歴史は長いのです。学べることはたくさんありそう。
自分の生き方と共に、娘たちマゴたちが笑って過ごせる日々のために出来ることを見つけたいと思います。

granny netにはいろいろな職業、失敗も含め子育て体験豊かなおばあちゃんがいます。
例えば、医者、料理研究家、建築家、編集者、心理学者、作家、画家、ファッションデザイナー、
市場調査研究者。みんな笑うこと、喋ることが大好き。

いつまでも誰かと一緒にごはんを食べたいと作った本に、『笑ってごはん』(家の光協会刊)もあります。

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